ゆく春の歌雨は夜にあがるとみえて 音 少なし 春は疾風のごとく過ぎゆく 君の手を温めたいと心から願う 冷たき君のその手を 背(せな)ごしの君の重さとぬくもりを愛しく思う春の後朝 黒髪を何度も撫でる春の夜の風からきみをまもるごとくに ひととせが過ぎにけらしな君と見た桜月夜がまた巡り来て
by yoizukisaene
| 2014-04-01 17:13
| 今日の歌
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《生まれも育ちも》
静岡県富士宮市生。 熊本大学文学部卒業。 2006年「短歌研究」誌掲載。 2009年「平成万葉集」(読売新聞社)入集。 2012年 歌集「高天原ドロップス」(文芸社)上梓。 《専門と専攻》 専門:日本古典文学(平安朝和歌文学) 専攻:「古今和歌集」とその表現 《師弟関係》 師事 安永蕗子 弟子 まみ 《著作一覧》 最新のトラックバック
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