銀星亭~Villa d'Etoile en argent~

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弔い歌


生くることは常にその死と変わらざる
滝のごとくに雨降れわれに


その雨の中で死にけり
われの師は
ほたるぶくろを手折るごとくに


弔いて降れよこの雨
水無月のつごもりに見る逢魔が池に


我が師、風と雨の中に逝けるを聞く。
冥福深祈す。
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by yoizukisaene | 2008-06-30 10:15 | 今日の歌 | Comments(0)

アメリカンチェリーブロッサムに風。

本物のアメリカンチェリー食べ続けたら腹からさくらの木が生えるかな?
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by yoizukisaene | 2008-06-27 18:34 | 今日の食 | Comments(2)

日々雑録。

この湿度にこの気温…本格的な梅雨入りですね。
食べ物の中毒などに気をつけて、日々過ごしたいものです。

今日のお昼は、おむすび2つに春雨スープ、カリフォルニアオレンジです。
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by yoizukisaene | 2008-06-18 12:52 | 今日のなんでも | Comments(0)

インターネットによる高校生小論文コンテスト。

毎日新聞社主催、第八回インターネットによる高校生小論文コンテスト。
今年で三年目の付き合いとなります。

初年度は本選に7人出場で学校賞、
二年目は14人出場で1人が個人賞佳作。

今年は職場が変わってのチャレンジとなりましたが、なんとか4人が出場を決めることが出来ました。

今の学校と前の学校とあわせて、本選に出場してくれた生徒は全部で7人。
うれしいことです。

全国レベルの大会に出場できたという自信を本人たちが感じてくれたら、いいと思います。
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by yoizukisaene | 2008-06-13 11:25 | Comments(0)

ぱふぇ部(静岡県支部報告書)。

先日、西洋菓子文化研究会“Dolce”(ドルチェ)の活動をしてきました。


“Dolce”は、西洋、東洋、日本の菓子や菓子にまつわる食文化(茶話会の作法や伝統)を研究対象とし、文化論や、比較文化(カルチュラル・スタディーズ)の視座から現代文化への理解と教養とを深め、かつ実際の飲食体験を通じて豊かな心身の発達を意図するものである。(ドルチェ創立の理念より)


今回の訪問先は、静岡県富士宮市にあるフルーリスという洋菓子店です。

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パイナップルとマンゴーのタルト。


完熟マンゴーの甘みと芳香、パイナップルのかすかな酸味がマッチして、たいへんおいしかったです。
評価☆☆☆
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by yoizukisaene | 2008-06-11 09:03 | 今日の食 | Comments(1)

世上、乱逆追討耳ニ満ツトイヘドモ之ヲ注セズ。

紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ。
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by yoizukisaene | 2008-06-10 10:56 | 今日のなんでも | Comments(0)

うたをつくってみた。


むらさきの濃きも薄きも汝らの思ふがままに咲けよ露草



猫の子が息を潜めてかくれたる濃き紫の竜胆の花



竜胆は竜胆として咲きてをり夏の木陰のまくらき中に



この青の一番いいとこ切り取ってハンカチにせむ夏の朝空



春と夏入りまじりたる風吹ける坂下りてゆく夜したがえて
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by yoizukisaene | 2008-06-09 21:34 | 今日の歌 | Comments(0)

かぐや姫のものがたり


センセー、月が出ているよ。

 ―――ああ、たしかにほっそりとした繊月が校舎の向こうの西の山のそのまたはるか上に傾いでいる。


出ているねえ。


 すこし間をおいて。


…じつはぼくはあの月の都の人なんだ。

センセー、いつからかぐや姫になっちゃったの?

かぐや姫じゃないよ、かぐや王子。

王子でもないよ。

うん…

 ――と、月を眺める。思いつくままに。

「いづれの山か天に近き。」
「駿河の国にある山なん天に近き。」

 ――どの山がいったい天に近いのか。
 ――駿河の国にある山が天に近いと申します。

ならばそこで、と、不死の薬を焼いてしまうんだねえ。だから富士山。

ほええ。

不死の薬だよ。すごいよね。かぐや姫のいない世の中など生きていても仕方がない、不死の薬などなんになろうか。不死の命などなんになろうかというんだよ。

考えてみれば、火ねずみの皮衣、天竺の鉢、蓬莱山の金の枝、燕の巣の子安貝…今にしてみてもすごい宝物でしょ。それがかぐや姫が得られなければ、愛する人がいなければ、意味がないっていうか、みんな空しきものになってしまうんだね…。

すごいね。

今に通じる普遍の真理っていうか…だから、「物語の出で来始めの祖」って呼ばれてるんだろうね。かぐや姫の物語は。


センセー、なんか、切なそう。


…そうか?





ああ、うたがつくれない。
ことばがでてこない。
どうしてしまったんだ、ぼくの脳みそは。
言葉に対する感性が死んでしまったのか…。
ああ、うたがよみたい。うたが。


初鳴きのそのときから蝉のカウントダウンは始まっている


だめだ、こんなのうたじゃない。

陳腐だ。
陳腐だ。
陳腐だ。

ああ、うた。
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by yoizukisaene | 2008-06-06 19:41 | さえね先生 | Comments(0)

指導に当たっている演劇部で。

インプロを紹介してみた。
今日やってみたのは「殺人ゲーム」(ウインク殺人事件)と即興劇だ。
とても楽しそうにとりくめていたのではないかと思う。
課題もチラホラ見えた。
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by yoizukisaene | 2008-06-04 18:33 | さえね先生 | Comments(3)

川上弘美は、切ない。


現代文の教員をやっていて得したなあと思うことは多い。

大学入試の問題に使われている文章などのなかで、思わぬ名文との出会いをすることが、けっこうあるからである。

小川洋子「博士の愛した数式」をはじめて読んだのは京都産業大学の入試過去問でのことだった。おもしろい話だなあと思って、その後じっさいに買って、全部読んでしまった。おもしろかった。

さいきん出会った問題集の中に見つけた「センセイの鞄」もせつなかった。
それはラストシーンだけを抜粋して出題に使われていたのだけれど、そこへ至るまでの透明感ある文章に、ぞんぶんに浸ることが出来た。

そこにあるのは浄化された魂のような、でも、カタルシス、ともちょっと違う透明な文章の淡い冴え渡りだった。


今日読んだ本…川上弘美「センセイの鞄」
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by yoizukisaene | 2008-06-03 16:06 | さえね先生 | Comments(0)



静岡在住の歌人です。日々詠んだ歌を載せています。
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管理人プロフィール
《生まれも育ちも》
1984年、静岡県富士宮市生。
2006年3月、熊本大学文学部文学科日本語日本文学分野卒業。現在、静岡県在住。
2006年「短歌研究」誌掲載。
2009年「平成万葉集」(読売新聞社)入集。
2012年 歌集「高天原ドロップス」(文芸社)上梓。

《専門と専攻》
専門:日本古典文学(平安朝和歌文学)
専攻:「古今和歌集」とその表現

《師弟関係》
師事 安永蕗子
弟子 小海碧架
    まみ


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