銀星亭~Villa d'Etoile en argent~

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ネクタリン

「ひさびさの雨ね」
「そうだね」
「おぼえてる?
 わたしが人を刺した日のこと」



熟れきったプラム潰してみるくらい
かんたんなのよ
慣れてしまえば



上になるときだけ見せる顔を持つ
あなたのおもみ
離しがたくて



ネクタリンかじる時しも
月さして
世界の秘密はあたしのものだ
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by yoizukisaene | 2013-04-30 20:08 | 今日の歌 | Comments(0)

手紙魔まみ、メトロに乗って。


地下鉄は地下の風連れ走り去る
はじめから何もなかったように
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by yoizukisaene | 2013-04-30 19:33 | 今日の歌 | Comments(0)

手紙魔まみ、メトロに乗って。


何かしらサインはあったはずなのに地下のホームで音に打たれる (まみ)
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by yoizukisaene | 2013-04-29 19:28 | 今日の歌 | Comments(0)

手紙魔まみ、メトロに乗って。



なつかしくやがてかなしきふるさとの山河をいだけ東京メトロ
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by yoizukisaene | 2013-04-28 19:21 | 今日の歌 | Comments(0)

氷まくら

散ることを忘れし花のひとひらが
氷まくらにまぎれこみにき
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by yoizukisaene | 2013-04-27 14:34 | 今日の歌 | Comments(0)

石川啄木の歌

HKカルチャーラジオ 詩歌を楽しむ啄木再発見
青春、望郷、日本人の幸福(三枝昂之 講師)


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というラジオ番組対応テキストを書店で見かけたので、本だけ買いました。
けっこうおもしろかった。

やはり、石川啄木の短歌って独特の魅力があります。
啄木か、寺山修司から短歌に入った人っていうのは、なんか一生呪縛される気がします。
彼らの歌には、妙な求心力があります。

テキストでは、啄木の歌の3行分かち書きという形式についても述べられており、
内容については、なるほど確かにとうなづかされるものがありました。

初心者にも分かりやすく書かれているので、短歌や啄木に興味のある人は、
テキストだけでも読んでみてはいかがでしょうか。
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by yoizukisaene | 2013-04-25 11:25 | 今日のなんでも | Comments(0)

海ゆきのバス


ランボーの詩集とともに乗ったのは誰も知らない海行きのバス
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by yoizukisaene | 2013-04-24 12:42 | 今日の歌 | Comments(0)

流星群

流れ星ひとのいのちの果ての火をあつめて燃やし また消えてゆく
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by yoizukisaene | 2013-04-23 13:00 | 今日の歌 | Comments(0)

手紙魔まみ、春の引っ越し(十六夜の果て)



世紀末の週末をくぐり僕たちは夢へ逃げます
手を取り合って (まみ)


いつかまたともに十六夜ながめましょう 現の果てに 夢の向こうに


十六夜のよるに見たのは昨晩のあなたと同じ横顔でした (まみ)


十六夜が終われば君は帰るから魔法をかけるその唇に


かけられた魔法を解くのは王子様の口付けだっておぼえています? (まみ)


口付けの痕がこんなにうずくのは心に負った火傷だからよ


その痕に触れるあなたがいなければ痛みは増してゆくなかりです (まみ)


その痕に触れなば痛み増すだろう
それでもひとはそれしかなくて


その夜は夢か現か今はただその痕だけが残されていて (まみ)
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by yoizukisaene | 2013-04-22 12:20 | 今日の歌 | Comments(0)

花のぬけがら




脳髄がとろけるような口付けを教えてあげる 一度だけだよ


あのひとと違うしかたでされている間はずっと絵を見てました


このひとのしかたを忘れないためにからだあずけて瞳をとじる


鳴る神のパルスのごとき背徳がわが全身をつらぬいてゆく


夏至の夜に好きな男のネクタイで首をしめたらいけるのかしら


目覚めては雪の曙かと見ゆる庭埋め尽くす花のぬけがら
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by yoizukisaene | 2013-04-20 12:18 | 今日の歌 | Comments(0)



静岡在住の歌人です。日々詠んだ歌を載せています。
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管理人プロフィール
《生まれも育ちも》
1984年、静岡県富士宮市生。
2006年3月、熊本大学文学部文学科日本語日本文学分野卒業。現在、静岡県在住。
2006年「短歌研究」誌掲載。
2009年「平成万葉集」(読売新聞社)入集。
2012年 歌集「高天原ドロップス」(文芸社)上梓。

《専門と専攻》
専門:日本古典文学(平安朝和歌文学)
専攻:「古今和歌集」とその表現

《師弟関係》
師事 安永蕗子
弟子 小海碧架
    まみ


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