銀星亭~Villa d'Etoile en argent~

星陵中学校・高等学校 演劇部 第5回自主公演のおしらせ

 今年で5回目となる「星陵中・高演劇部自主公演(春公演)」のお知らせです。

 平成29年3月16日(木)18:30開演、
 会場は富士市市民文化会館ロゼシアターです。

 前売券・当日券あります。ぜひ観劇にお越しください!
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# by yoizukisaene | 2017-02-18 09:12 | さえね先生 | Comments(0)

2017年、歌いはじめ。


寒風の中であなたが触れてった頬の熱さは火傷のごとし


「あ」を押せば「会いたかったかもしれない」と予測変換される 逢いたい


ある日世界は私を残しずれていた 屋根まで飛んだ  壊れて  消えた


かくまでも紺碧の空 はつはるの朝のひかりをさいわいとする


鳩の血の色とも言はむルビをふり読みゆくことの業の深さよ


ふかふかの雪原に立つ君を抱きたがえた約束リストを燃やす
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# by yoizukisaene | 2017-01-17 20:53 | 今日の歌 | Comments(0)

星陵高校演劇部 関東大会上演について

星陵高校演劇部が、11月に行われた高校演劇静岡県大会で優秀賞を受賞し、静岡県代表として高校演劇関東大会へ出場することが決まりました。


第52回関東高等学校演劇研究大会


日   時  平成28年12月30日(金)


場   所  東京芸術劇場(池袋)


上演作品  柴 幸男「あたらしい憲法のはなし」


応援よろしくお願いします。


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 とても美しい舞台です。
 楽しんで観て、そして、何かを感じ取ってください。
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# by yoizukisaene | 2016-12-20 20:51 | さえね先生 | Comments(0)

1立方メートルの空を切る

1立方メートルの空が降ってきて人をゆっくり潰してゆくの


    ・


1立方メートルの空切り取って下界に向けて落とす仕事よ


切り取ると少しだけ重くなるからね
自然に空からはなれてゆくの


その下にひとがいること知ってるわ
だけど仕方がないことだもの


たとえばこの大きなガラスあるじゃない?
こーゆー単位で切っていくわけ


雲の脈理ひとつもないとよっしゃって思ったりとかしますね、やっぱ。


地におちるすれすれのとこでふよんってとどまりますよ 空ですからね


まざりものやよくないものが多ければそのまま地面までいっちゃうという


明け方ね
朝に限るわ
純粋で透きとおる青い空を切るなら


いつの日か切れる青空なくなれば
私の仕事もなくなるでしょう


はつなつの明け方の空 君の名は未来としよう
それじゃあ切るね


切るという行為の意味を思ったり忘れたふりをしたりして切る


痛いって話はきいたことないし
切っててもそんな感じしないし


いっかいだけ細かく切ったことがある
そしたらすぐに消えちゃったのよ


君だけに教えてあげる(ないしょだよ)空は水からつくっているの


かなしみの空をかためて切り出せば空はかなしき水として降る


かなしみの果てぬ空より雨よ降れ
ひとのかなしみかき消すために


陽炎の感触にすこし似ているの
だから切らない小春日の空


うまく切れず欠片となったその空が
化石みたいにカチコチになる


夕暮れの空はあんまりもたないの
切られたそばから夜になるから


    ・


祈りましょう
きりとった空のかたまりが
今日も誰かの役に立つこと


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# by yoizukisaene | 2016-10-12 18:06 | 今日の歌 | Comments(0)

秋の歌、五首。



ほんとうにゆっくりとゆく秋雲の上にこそあれ 亡き人の魂


螢火の暗きにともりまた消える
そんな人生だったと思う


僕たちの秘密かくした森の木が落葉するまで手と手をつなぐ


ずいぶんと遠くまで来てしまったね
すこしだけ君の横で寝かせて


夜が明けて次に目覚めるそのときはふたりはもとの二人にもどる
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# by yoizukisaene | 2016-10-12 18:03 | 今日の歌 | Comments(0)

シチリアレモンジェラート

過ぎ去りし夏の残り香ながつきのシチリアレモンジェラート食べる
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# by yoizukisaene | 2016-09-11 11:40 | 今日の歌 | Comments(0)

真夜中、プール、月光、人妻。



真夜中のプールに浮かぶひとづまがほしいままにする月のひかりよ
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# by yoizukisaene | 2016-09-04 20:35 | 今日の歌 | Comments(0)

今日で夏を閉じます

全身をつらぬく野心 ゆく夏の野分の余波の風に向かえば


梅肉の色こそあはれ 夏の夜の鱧を食みつつ飲む麦酒かも


香焚けばおごりの夏ぞよみがえる
京都北山美しかりき


はつなつの京都で買った香を焚く あのとき横にいたのは   きみだ


ねこにはねこのかなしみがある 今日ぼくは刑場へ行く ねこにさよなら


夏は終わるものではなくて閉じるもの 
今日で夏を閉じますあしからず


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# by yoizukisaene | 2016-09-03 11:24 | 今日の歌 | Comments(0)

夏の5首


君見ずや 野分待つ夜の空に照るかくも涼しきその夏月を


透明な氷があるとするならばあの夏の日をとじこめておく


まぼろしの氷を食べる ぼくはもう世界にもどることができない


かなしきは あらがふこともなく過ぎる夏の厨で葡萄食む時


印象派みたいな色の青空と(生きよ)とわれに告げる夏雲


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夏は終わるものではなくて閉じるもの
今日で夏を閉じますあしからず
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# by yoizukisaene | 2016-08-27 11:31 | 今日の歌 | Comments(0)

夏の歌4首



かみさま、と、かすかに君はつぶやいてそれからまっすぐ前を向いたね


潮騒のかなたに月を沈めてはかなしきまでの海のあおかな


水まけば黄泉の入りぐちひらかれぬ陽炎消えゆくまでのまぼろし


風そよぐ草原いつか海となりやがてまた丘となるまでねむれ


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# by yoizukisaene | 2016-08-26 14:36 | 今日の歌 | Comments(0)



静岡在住の歌人です。日々詠んだ歌を載せています。
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管理人プロフィール
《生まれも育ちも》
1984年、静岡県富士宮市生。
2006年3月、熊本大学文学部文学科日本語日本文学分野卒業。現在、静岡県在住。
2006年「短歌研究」誌掲載。
2009年「平成万葉集」(読売新聞社)入集。
2012年 歌集「高天原ドロップス」(文芸社)上梓。

《専門と専攻》
専門:日本古典文学(平安朝和歌文学)
専攻:「古今和歌集」とその表現

《師弟関係》
師事 安永蕗子
弟子 小海碧架
    まみ


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