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ゆでたまごをれんじにかけるとおくからおもしろそうなハイぼくのこえ 歳ガ素の人がオトずれ「フッキュウにヒト尽き」「ここハマッタンでして」 とりあえず窓を閉め切り出来るだけ出ないおもてに奔と卯のそら Dieコンノへ んナカタちがテント ウニナラびはじメタハチがツショじゅん フクスィマにいきたくない使徒フクスィマでいきたく死と うえのえきなう ふりかえるトきがあるナラみなでまたやヨイとおカヲやろうじゃないか ふるさとはハッピーアイランドよどみなくイエルダろうか アカイナ マリデ ミナコこがふるサトミたいにかたりだすオダやかナカオでどうかしテルヨ ワレワレハふくすぃマジンダ ハリボテの大地のうえによみガエルまで 県カラノ緊急要請左記ノ如「当面丸秘扱イノ件」 ■
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by yoizukisaene
| 2017-03-09 12:02
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by yoizukisaene
| 2014-08-28 17:57
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音もなく散り果てぬべしむらさきの深泥が池の蓮の花びら
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by yoizukisaene
| 2013-04-13 15:37
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今年はどんなお題になるんだろう、と、毎年ドキドキしながら参加させていただいております。
よろしくおねがいします。 ■
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by yoizukisaene
| 2011-02-11 12:02
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006:水玉(都季) (31pieces) 100均のビニール傘もオレンジの水玉模様に変わる夕立 ☆「オレンジの水玉模様」という言い回しがいいですね。夕立が楽しく感じられます。考えてみると、水玉模様というのは形状を指示しているだけで、色までは言及していないわけです。オレンジの水玉、かわいいではありませんか。 006:水玉(O.F.) (O.F.) 水玉の透明ビニール風呂敷で白猫包めば沈丁花咲く ☆悪ふざけのほほえましいシーンなのかもしれません。しかし私がこの歌から嗅ぎ取ったのは『死』の香りです。少し怖さを感じさせる描写ですが、沈丁花が咲くことで怖さは切なさに変わります。本来鳴くべき猫がつかさどる『音声』が封じられている代わりに、沈丁花の担う『芳香』が歌空間を支配しています。奥行きのある一首です。 006:水玉(A.I) (Private Window) 永遠にうつくしくあれ 水玉に閉じ込められた蜻蛉のように ☆この「水玉」はいわゆるドット模様のことではなくウォータードロップそのもののことですね。水には定まった形はありません。が、特定の状況下では特定の形を成します。氷に結晶したり、四角い枠にはめれば四角いプールとして存在します。水玉として存在するときの水の美しさは、水のうちと外とを分けている「境界」にあります。その球状のかたちを作り上げているのは重力です。自然はかくも美しいのです。その水玉に閉じ込められた蜻蛉はディティールまでもがよく保存され、永遠の美を保つことができるのでしょう。 006:水玉(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録) 水玉のハンカチぐらいならきっとお揃いだってバレなかったね ☆少年少女のカップルの会話でしょうか。既婚者がらみの秘めた恋だとシャレにならない。しかし本来的に恋とは秘められたもの。秘められるがゆえにその想いは異化され特権化されていく。恋愛ゲームがスリルに満ち、スリリングであるが故に私たちを夢中にさせるのにはそういった理由があるのではないでしょうか。 ■
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by yoizukisaene
| 2010-01-06 12:39
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005:調(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。) 秘するべし碧遊星の水沫よりはつかに生れしピアノの調べを 005:調(ME1) (FILL mobile) そばだてて聞こえてきますか?哀しみはチャコールグレイの泉の調べ 005:調(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン) 「すまないが帰ってくれ」は鈍感な考古学者の口調で言って 005:調(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009)) 今までの句点をぜんぶ調べればあなたが好きといってるはずよ 005:調(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR) (誰ですか)(帰してください)(わかりません)きのこ殖えゆく取り調べ室 005:調(椎名時慈) (タンカデカンタ) 真実は怖いことだと知りながら調べてしまう 雨が近づく 005:調(vanishe) (場所) 櫓のねなむやさしき調べ草臥せばみずの都にほたるはまひて ■
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by yoizukisaene
| 2010-01-06 12:38
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004:ひだまり(denkoo) (水際にて) ひだまりを駆ける子どもの声遠く冷えた布団できみと抱き合う 004:ひだまり(本田あや) (明晃晃) 5年後はおそらく君といないだろう このひだまりを忘れずにゆく 004:ひだまり(花夢) (花夢) けがれなきひだまりをその野良猫はためらいもなく踏み付けている 004:ひだまり(続木ミオ) (文庫箱) ひだまりを何度も何度も踏み潰し泣き出しそうな少年の君 004:ひだまり(田丸まひる) (ほおずり練習帳。) ひだまりがあなたの耳の後ろから匂っています しかたないのよ 004:ひだまり(駿河さく) (花どろぼう) ひだまりのなか立ちつくす揺るぎない肯定文を歌うあなたに 004:ひだまり(イダヅカマコト) (はじめてのぶんがくてきはーどこあ) みあげれば天文単位われわれはひだまりですら直線でとる 004:ひだまり(丸山程) (スクリブルタンカ) しあわせは続かないもの 昼寝から目覚めればもうひだまりは無く 004:ひだまり (里坂季夜) (コトノハオウコク) ひだまりの羊になった夢さめて指笛低く吹く羊飼い ■
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by yoizukisaene
| 2010-01-06 12:36
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管理人プロフィール
《生まれも育ちも》
1984年、静岡県富士宮市生。 2006年3月、熊本大学文学部文学科日本語日本文学分野卒業。現在、静岡県在住。 2006年「短歌研究」誌掲載。 2009年「平成万葉集」(読売新聞社)入集。 2012年 歌集「高天原ドロップス」(文芸社)上梓。 《専門と専攻》 専門:日本古典文学(平安朝和歌文学) 専攻:「古今和歌集」とその表現 《師弟関係》 師事 安永蕗子 弟子 小海碧架 まみ 《著作一覧》
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